閉経と更年期について①

<本コラムは転載禁止です>

 

スタジオの生徒さんは30後半〜40後半が多数となります。

決まって話題となるのは閉経や更年期について。

 

女性の100%に月経が来るように閉経と更年期も100%です。

こない人はいないわけです。

そしてこれを機に女性はまだ寿命の半分近くを過ごしていくわけです。

 

閉経について、まずは簡単にお話しします。

今日はいつから閉経が始まるかについて。

 

 

閉経は平均52歳で来ると言われています。

そして更年期はいつからか。

平均52歳を基準に考えた時、前後5年間、合計10年間が更年期です。

要するに47〜57歳もの10年間が更年期です。

想像よりも長く、更年期の症状に悩まなければなりません。

 

ここで一般的な間違いを指摘しますと

「更年期」をよく「更年期障害」と言われますがこれは間違い。

 

更年期障害は、更年期中に病院に通い薬を処方されたり入院しなければならないほどの

重度の症状が出る人を指す、いわゆる医師の診断のことです。

 

ですので、更年期障害が怖い!と簡単に言うのはその方にとってとても失礼なこと。

更年期と更年期障害の間違いは決してしないようにしましょう。

 

 

ではこの更年期が上記の47歳よりも早く来てしまっている方は

当然、閉経も早まるわけです。

 

閉経が早まる理由は医学的に様々ですが

残念ながら生活態度も大きく影響します。

 

食べるものが偏ったりジャンキーだったり

タバコを好んだり、特に運動をしないとなると早まる可能性があるわけです。

 

医学において、運動は必須であり、健康寿命を長引かせます。

全てにおいて運動は密接にあり、運動をしない方の末路は足の細い腰の曲がったおばあちゃん。

 

ご自身の周りのご老人をみてみてください。

シャキッと歩いている人がどれくらい少ないか。

下半身がやせ細ってずんぐりむっくりか。

 

閉経は女性にとって男性化が始まるポイントでもあるため

長引かせるためには適切な運動はしてもらいたいなぁと思うのです。